2010年07月29日

その人生は誰のもの? (2)

成人してからの成長の段階、その2では「自分の殻を打ち破り、エゴをうまく
コントロールできるようになる。

この段階になると、何が他人のためになるかといったことを考えるようになる。
自分の取り分のことよりも、人の取り分のことを真剣に考えることができる
ようになり、やがて手に入れることよりも、与えることが大切なのだと気づく
ようになる。

人はエゴをコントロールし、自己中心的な発想の殻を打ち破ったときに、
初めて真の自由を体感することができる。

イライラしたり、不安にかられたり、身の不遇を感じたりしたときは、自分
の待遇や人から受けている評価を感情的に判断していないかどうか、問い直し
てみるといい。

自分中心の考えを捨て、自分のことを顧みずに月日を過ごすことができるよう
になったとき、あなたは自分が自由になったことに気づくだろう。


さて、人の成長には、次の段階もある。
「精神性」とでもいう段階だ。

この段階に到着した人は、年齢や地位に関係なく、人間の真の姿であるより
高い次元の自分に目覚めることになる。

より高い次元の自分に目覚めた人は、身の周りの世界をコントロールし、
自信を持って人生を自分の手にすることができる。
文字通り、「創造者」になるのだ。

自分の内面に強く惹かれるようになる。
恐れの感情がなくなり、物質的な世界に対する執着が薄れ始める。
世界を客観的に眺められるようになり、新たな意識の次元に至る。


あなたという精神的存在は、肉体という殻の制約を受けることはない。
それは形や境界を持たず、無限の広がりを持った存在なのだ。


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2010年07月28日

その人生は誰のもの? (1)

かけがえのない自分に目覚める。これは多くの人が望みながら、実現する
ことが難しいテーマでもある。

しかし、こうした自分に目覚めることができれば、人生で必要な全ての
ものを手中に入れられる。

そのためには、まず、自分が「肉体」と「精神的な存在」と、その両方
から成り立っていることを知る必要があるだろう。

ユングは、人間の精神的な成長について、鋭い洞察を示している。
ユングは、より高い自分の存在に目覚めることが、成人後の成長に欠かせない
ステップだと説いている。


私たちが成人してからの成長は4つの段階に分けられるという。

まずは、まだ、外見や所有物に捕らわれている段階だ。
この時期にある人は、肉体の能力や外見で幸福の度合いを測ろうとする。

多くの人は、この段階を経て、人間の別の側面にも関心を寄せるようになる。

この段階を抜け出したかどうかを判断するには、自分が人にどのように
見られているかを基準にして、常に自分の行動や外見を気にしている人か
どうかでわかる。

この段階にある人には、運命を創造していく方法を実践することは難しい。

自分の中にある力を知り、それを利用することができるようになるには、
自分が肉体だけの存在ではない、ということに目覚める必要がある。





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